にじのそら

今日の帰り道。
激しい夕立のあと、すこしすっきりした空気の中の帰宅。
西に向かって運転していると、もくもくとした空がすごくキレイでおもわずパシャリ★



ハンドルをきって、視線がかわって、何気なく東の空を見たら。。。


こんなにはっきり、くっきり近くで虹を見たのは初めてかも。
車でひとりできゃーきゃー騒いでいたよ。



もっと写真を撮りたくて。
でもデジカメの画面じゃおさまりきらない。
んー…少し引いてとってみようかと思って移動した。

…あれ?なんかますます入らなくない?
5mぐらい移動して気がついた。


もしかしたら。
虹ってのは光の乱反射で、本来見えない(実在しない)ものが見えている、ってこと。
だから影と同じように、遠くなれば遠くなるほど大きく、薄くなるのか??
そう思って逆に虹に近づいて行った。



どんどん近づいて行って、ついた場所は新興住宅の住宅街。
新しい家が立ち並ぶところで、車を止めて母に電話。
「お母さん、東の空見てみて!」
『へ??』
「虹!虹がすっごくキレイに出ているんだよ!!」
『えー??見えないよ??
 …あ!見えた!!すごく大きい!!』
「でしょ?思わず電話しちゃったよ。」
『ところで今どこなの?』
「あと7・8分で家に着くようなトコ。
 でもきっと家に着いたらなくなっちゃうと思って急いで電話したの。
 今帰るね。」
ヘンなところからの『帰るコール』。


でもすぐ北の空はこんなカンジ。



自宅に着いて、ニュースを見ながらご飯を食べていたら。
西日本の災害のことがやっていた。
ふと、あの虹はそらへ続く階段なのかな、って思ったらなんだか少しせつなくなった。